YAMASHIRO 山城製作所

自動車部品で培った精密金属加工、治具製作。
職人の腕と知恵で問題解決します。

治工具・設備の開発、設計
試作、量産まで。

お客さまの「作りたい」に寄り添い
熟年のスキルでカタチにします。

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自動車部品で培った精密金属加工、治具製作。
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治工具・設備の開発、設計試作、量産まで。お客さまの「作りたい」に寄り添い熟年のスキルでカタチにします。

治工具・設備の開発、設計
試作、量産まで。

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成果の出る治具を製作するために事前にまとめておくべきポイント

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作業を効率化したい、安全性を向上させたいと考え、治具や装置を導入したいと考えている方も多いと思います。
しかし、治具の製作を依頼してすぐにできあがるものではありません。短くて1カ月程度はかかるのが一般的です。
費用も比較的単純なもので数十万円、自動で作業するものやいくつもの部品からなる複雑なものになると百万円を超える場合もあります。

簡単なものでないからこそ、導入に踏み切るには考えてしまいますし、だからこそ事前に検討しておくべきことがあります。
逆に、以下の点を事前にしっかりと検討することができていれば、想定していた以上の成果を出すこともでき、作業の効率化、早い段階での収益の向上を実現することができます。

治具でどんなことを実現したいのか
全く新しいものを考える場合もあれば、既存のものを組み合わせたり改良したりして考える場合や、人の作業を治具に変換する場合があるでしょう。
どの場合も、譲れない条件はどんなことで、柔軟に考えられるのはどの部分なのかをしっかり考えておく必要があるでしょう。

例えば、あるお客様では、当初手動か電動かにはこだわらないという判断をされていましたが、最終的に、確実に作業している時間を安定させたいということで、コストは上がってしまいましたが、エアータイマーを導入することが決まりました。
多少出来上がりの質を犠牲にしてでもコストを押さえたい場合や、コストがかかっても品質を安定させたい場合もあるでしょう。大切なのは、お客様にとって何が一番重要なのかということです。
その中でも検討しておくべきことは、どんな作業をしようと思っていて、予算をどれぐらい割くことができ、どれぐらいの期間でそれを製作したいと考えているのかです。

何台導入する予定なのか
何台導入するかによって、製作期間と製作費用が変わります。一台だけの場合、設計費と製作費がそのまま必要になるため、複数台製作する場合より割高になります。一方、複数台一度に導入する場合は1個当たりの製作費用を下げることができます。

治具でどれぐらいのコスト削減や利益アップが見込めるか
治具製作は安いものではありません。どんなに安くても1台につき大体10万円ぐらいはしますし、大掛かりなものだと100万円を超える場合もあります。
それだけ大きな投資をするものですので、問合せをする前にできるだけ情報を洗い出しておいた方が、導入後の成果も確実に予測できますし、トラブルも少なくなります。

製作費用の回収期間を設定しておく
導入した治具ですぐに元が取れるものではありません。多くの場合数カ月~半年、長ければ数年かけて投資額を回収していくものですので、どれぐらいの期間でかかったコストが回収できるのかを事前に検討しておきましょう。

例えば、50万円の治具を導入したとして、1カ月につき10万円人件費を削減できたとすれば、6カ月目以降は月10万円丸々利益になることが予想できることになります。
導入してすぐは資金がかかっても、後々大きく回収できるのであれば早急に取り組むべきではないでしょうか。

長期的な視点を持って治具の製作・導入を検討することで、大幅なコストダウンや作業の効率化、利益アップを望むことができます。

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