YAMASHIRO 山城製作所

自動車部品で培った精密金属加工、治具製作。
職人の腕と知恵で問題解決します。

治工具・設備の開発、設計
試作、量産まで。

お客さまの「作りたい」に寄り添い
熟年のスキルでカタチにします。

YAMASHIRO 山城製作所

自動車部品で培った精密金属加工、治具製作。
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治工具・設備の開発、設計試作、量産まで。お客さまの「作りたい」に寄り添い熟年のスキルでカタチにします。

治工具・設備の開発、設計
試作、量産まで。

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高強度のアルミ素材を使うことで軽量化を実現する

アルミ素材の品質の向上、コストダウンは著しく、以前は高価だった鉄(SS400)並みの強度を持つ素材も、広く普及するようになってきました。こういった高強度の素材を上手に利用することができれば、強度やコスト面を維持したまま、装置や治具、工具の軽量化を図ることができます。
治具などの軽量化は、安全性や作業効率の向上に直結するので、常に検討すべき課題です。今回は高強度のアルミ素材を使った軽量化を図る場合のポイントについて解説します。

・高強度のアルミ素材でも切削加工はしやすい
高強度の素材となると、加工が難しくなるのではないかという心配が出てきますが、切削加工においては通常の素材と遜色なく加工することができます。一方、同程度の強度を持つと言われている鋼のSS400などと比べるとむしろ切削加工はしやすく、削る部分が多い場合は、全体のコストが下がる可能性もあります。深い穴の加工が沢山ある場合や、深く掘りこむ加工がある場合はアルミ材への変更を検討すべきでしょう。

・溶接には向かない
高強度のアルミ材はつきが悪いなど、溶接にはあまり向いていません。強度に影響しない部分に限定するなど、機能的にも制限が加わりますし、作業が難しいとコストも上がってしまいます。ですから、部品の接続、締結はネジで止められるような設計にする、切削の一体加工で作ってしまうなどの対策が必要になります。

・腐食しやすい
高強度のアルミ素材は比較的腐食しやすく、代表的な表面処理であるアルマイトのかかりが悪いともいわれています。部品や治具の腐食などが気になる環境で使用する場合は、許容できる範囲にあるか検討する必要があるでしょう。

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