時計の微細な部品をふるい分けるための治具を製作しました。
長方形の枠を作り、中に太さ2mmのステンレスの棒を0.45~0.5mm間隔で48本通しました。
目次
実績・事例
素材 | アルミ、ステンレス、アクリル |
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サイズ | 120×60×30 |
精度 | 位置度±0.025mm、穴径±0.005 |
加工機械 | マシニングセンタ |
ポイント
約0.4mmの部品と、約0.5mmの部品をふるい分ける治具です。小さい部品だけが長方形の枠の内側に通したステンレスの棒の間を通り抜けるようになっています。
誤差を考慮すると0.07mm程度しか大きさの違いがないため、ステンレスの棒の間隔が正確でないといけません。
ステンレスの棒は左右のアルミに穴を開けて固定していますが、穴の大きさも0.01mm以内の正確さで開けないと棒が左右に動いてしまいます。
構造は単純ですが、正確な作業が必要になる治具です。