YAMASHIRO 山城製作所

自動車部品で培った精密金属加工、治具製作。
職人の腕と知恵で問題解決します。

治工具・設備の開発、設計
試作、量産まで。

お客さまの「作りたい」に寄り添い
熟年のスキルでカタチにします。

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自動車部品で培った精密金属加工、治具製作。
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治工具・設備の開発、設計試作、量産まで。お客さまの「作りたい」に寄り添い熟年のスキルでカタチにします。

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プラスチック(樹脂)はどんな時に使うか、金属との比較で考える②

前回は金属材料との比較で、プラスチックの基本的な性質について解説しました。今回はもう少し具体的に、どのような場面でプラスチックの使用を検討したら良いか説明したいと思います。

1.とにかく軽くしたい
プラスチックは金属と比べて基本的にかなり軽いです。製品や治工具全体が重く人が運ぶ場合など、とにかく軽くしたい場合は強度が必要ないところでプラスチックに変えられないか検討してみると良いでしょう。特に、鉄やステンレスから変更することができれば重量を1/5以下にできます。

2.製品を傷つけたくない
金属は硬いため、こすったりぶつけたりすると簡単に傷がついてしまいます。製品を傷つけたくない場合は、製品や治具が当たる面をプラスチックにすることによって傷が付くことを避けられます。位置決めに使う高精度が必要な穴、表面粗さが重要になる面、美観が求められる外周などが当たる部分には、可能ならプラスチックを使った方が良いでしょう。

3.すべりを良くしたい
エンジニアリングプラスチックと呼ばれるものには摩擦係数の小さなものが多く、金属との滑りを良くしたい部品などに使われる場合も多いです。特にPOM(ポリアセタール・ジュラコン)は自己潤滑性材料と呼ばれるように摩擦係数が小さく、滑りや滑らかな摺動が必要なところに適しています。

上記の項目に当てはまるものがある場合は、現在金属で作っている部品の変更を検討したり、そもそもの設計からプラスチックの素材を検討しても良いのではないでしょうあk。

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