YAMASHIRO 山城製作所

自動車部品で培った精密金属加工、治具製作。
職人の腕と知恵で問題解決します。

治工具・設備の開発、設計
試作、量産まで。

お客さまの「作りたい」に寄り添い
熟年のスキルでカタチにします。

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治工具・設備の開発、設計試作、量産まで。お客さまの「作りたい」に寄り添い熟年のスキルでカタチにします。

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プラスチック(樹脂)はどんな時に使うか、金属との比較で考える①

金属材料と比較して治具・工具・装置をはじめとしたさまざまな工業製品で使用されるのがプラスチック(樹脂)です。今回は、プラスチックを使うことのメリット・デメリットを検討しながら、どのような基準で使い分けをすれば良いのか考えていきたいと思います。
最初に、プラスチックといっても非常に多様な種類がありますが、金属と比較したときのごく基本的な特性について述べたいと思います。

比重は軽い
ほとんどのプラスチックの比重が1から2の間に収まっており、総じて金属より軽いです。例えば、治工具などで使う代表的なエンジニアリングプラスチックであるPOM(ポリアセタール、ジュラコン)で約1.4です。
アルミの比重は2.7、鉄の比重が7.8程度なので、アルミの半分程度、鉄と比べると5分の1以下の重さになります。

機械的強度は金属よりも低い
プラスチックは金属より柔らかく、変形しやすいイメージがあるかと思います。そのイメージ通り全般的に硬度や引っ張り強さなど機械的強度は金属よりも低いです。軽いものを扱う場合や荷重がほとんどかからない場合はそれほど問題になりませんが、強度を求められる部分で使用する場合は素材や形状をしっかりと検討する必要があります。

様々な成形加工ができる
射出成型、押出成形、ブロー成型など、金属よりも成形できる応用の幅が広く、自由な成形が可能です。したがって、特に量産の際に価格的な優位性を持たせることができます。

素材の価格は意外と高い
これは少し特殊なケースですが、試作などで無垢やブロックの材料から削り出す場合、思ったより材料代が高くなることが多いです。加工内容によっては、鉄の材料を使った場合の材料費と加工費が、樹脂ブロックの材料費に収まってしまったというようなケースもあります。

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