治具等に使う金属材料ですが、実はその切り方によってかなり調達コストが変わります。
特にアルミ等は加工方法によって大きく価格が変わるので、参考にしてください。ポイントは価格と精度です。
ノコ切断
簡単に言うとのこぎりのような刃物で粗く材料を切っていく方法です。
治具等精密なものに使う場合は表面をそのまま使用することはできないので、その面を削って仕上げることになります。
ファインカット
ノコ切断よりは精度が良いものの、寸法公差や平面度、直角度はやや甘めです。
ノコ切断よりは高いものの比較的安価に仕入れることができます。
6F
素材の6面をフライスで仕上げる方法で、最も精度がよく、平面度や直角度も出ています。
ただし価格は上記2つの方法よりもかなり高くなるので、注意が必要です。
治具や部品の使用目的、材料を仕入れた後の加工方法を考慮した上で、材料の切り方についても検討してみましょう。